のどが痛い

のどが痛くなる症状は風邪の時によく起こります。まず、急激に高熱がでやすい扁桃腺が腫れる急性扁桃炎、咽頭や喉頭に炎症を起こす急性咽喉頭炎、窒息する危険性のある急性喉頭蓋炎などがあります。

声がかれる

声は2本の声帯が振動して出ます。声帯ポリープや、声帯炎が起こると、その振動がうまくできずに声がかれます。声の使いすぎから起こる声帯結節、タバコの吸いすぎから起こるポリープ様声帯や喉頭癌なども、声がかれます。老化などにより、声帯が痩せて声がかれる、声帯溝症という病気もあります。その他に、甲状腺腫瘍や食道癌などでしばしばなる反回神経麻痺で声がかれることもあります。

のどに違和感がある

扁桃炎や咽頭炎などの喉の炎症で違和感を感じる場合もありますし、慢性副鼻腔炎の後鼻漏で喉の違和感があることもあります。咽頭癌・喉頭癌や、甲状腺腫瘍・食道癌でも違和感を感じることがありますので、ファイバーで喉の奥まで観察することが必要ですし、場合によっては頸の超音波やCT、食道造影や胃カメラでの精査が必要なときもあります。